ここでは珍しいすぎやま作品のレコードをいくつか紹介します。
「男の子と女の子の唄/僕の個人的な体験」
作詞:橋本淳 作曲:すぎやまこういち
1969年9月発売のEP。どうやらTBSラジオの番組の歌か。これはB面で、歌が“すぎやまこういち+橋本淳”。なんと作詞家の橋本淳とのデュエット。といってもすぎやまこういち歌で橋本淳は横からぼそぼそしゃべるだけ。A面は、歌が“カコ&こういち”の「男の子と女の子の唄」。カコってどうやら伊集加代子のようだ。
「おばけ一家の店開き/あの日のスターは今何処」
作詞:森雪之丞、作・編曲:すぎやまこういち
これは、1977年発売の日本テレビ「おはようこどもショー」からのEP「おばけ一家の店開き」のB面。歌がすぎやまこういち&ミラクル・ケバオ・バンドというおもしろいEP。
「一慶のなーんちゃってオジサン」作詞:黒鉄ヒロシ 作・編曲:すぎやまこういち
「一慶のなーんちゃって川柳教室」作詞:島敏光 作・編曲:すぎやまこういち
小島一慶のレコードだが、歌ではなく語ってるだけの変わったEP。なんとそのバックの音楽がすぎやまこういちとはどういうことか?タイムファイブとミンツの♪ナンチャッテ♪のコーラスがある。
「目は人間のマナコなり/チャルメラ人生」
作詞:香川登志緒 作・編曲:すぎやまこういち
吉本新喜劇で有名な岡八郎のおかしなEP。♪メ〜メメメメ〜、というコーラスで始まり、岡八郎の語りのような歌。所々でクラシック音楽が入ってる。B面はチャルメラの♪ドレミ〜レド、ドレミレドレ〜、の演奏も入った、こちらはまともな歌。
「見ちゃった聞いちゃった/雨だれピンポン」
作詞:千家和也、作・編曲:すぎやまこういち
1973年発売。子役で活躍していたころの杉田かおる。とてもかわいかった。「見ちゃった、見ちゃった」のセリフ的歌い方が印象的。B面は名曲「雨だれピンポン」。他に「小犬が死んだ」などの作品もある。
NHKで放映されていたアニメのLP。子鹿物語のLPは「音楽編」「ソングブック」「ドラマ編」の3種ある。