風のくちづけ


歌:白鳥英美子
作詞:及川恒平
作曲:すぎやまこういち



1、ちょうどほしい場所に ほら風のくちづけ
小さなきっかけさえあったら どこかへゆきそう
(ゆきずりの風に身をまかせてもいい)
旅の仕度いそいですませたら いつでもいいわ
(今すぐ出かけるならどこでもいいわ)
やせた彼をつれて何かしそう
(シャムの子猫つれてく つげ口をしそうな気背)
小型のリボルヴァー まだきっと使うわ
(ある日タバコに火をつけるだけよ)

私を誘惑するのは 私のナルシス


2、愛のことばをふと急に聞きたくなって
めをとじ彼以外の誰かを感じてしまった
(もしそこにゆけばいいのならそうする)
旅の仕度 緑のインクびん残してゆくわ
(手紙を書く気持ちはないから残してゆくわ)
本を一冊持ってなにかアンニュイ
(じゅんのすけを持ってく 新しいアンニュイが欲しい)
細かな道路地図もちろんいらない
(ふいの行き止まりは旅の重さ)

私を誘惑するのは 私のナルシス





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